6人家族が賑やかに暮らす二世帯の住まい

◇彦根市池州町 K様邸　2019年8月竣工

◇家族構成／ご夫婦・お子様2人・ご両親

---

二世帯で暮らすには手狭だった以前のお住まいでの暮らしを経て、約3年半前に念願のマイホームが完成。三世代で仲良く暮らすＫ様邸の暮らしをお伺いしました。

薪棚づくり、薪集めが楽しい

家を建ててからDIYで薪棚を３台つくりました。YouTubeで調べて試行錯誤しながらつくるのが楽しいです。

薪集めはネットで情報を調べたり、薪ストーブを使い始めた弟や友人・知人から木材を分けていただいています。
おかげさまでたくさんの薪が集まって、ありがたいですね。

庭一面に置かれた薪を見て、友人が「薪屋さんみたい！」と驚いていました。

 

「アカシアやカワヤナギは堅い」など、木の種類や特徴も徐々にわかるように。目利きですね（笑）

薪づくりはチェーンソーで玉切りにして、主人が斧で割ってくれています。
堅い木は手動の薪割り機で割っています。
２人の息子も時々手伝ってくれて家族みんなで薪づくりを楽しんでいます。

 

高齢の両親にもやさしい住み心地

以前の家では朝起きたらすぐにガスストーブを入れないと寒くて居られなかったのですが、今の家は薪ストーブの暖かさが朝まで残っているのでそんなに寒くなりません。

 

近所のおじいさんが家に来られた際、「玄関も暖房が入っているんか？」と聞かれたことも。

以前はヒートショックも心配でしたが、今はお風呂場もトイレも温度差があまりなくて高齢の両親にも安心です。

 

両親の生活スペースは杉の床にしてもらって良かったです。
やわらかくて足触りがよくあたたかみがあり、木のぬくもりを感じながら一年中心地よく暮らせて両親も喜んでいます。

 

それぞれに居場所ができた

以前住んでいた一軒家は６人家族には狭くて。部屋数も足りず、トイレも一つで大変でした。
子ども達も今は集中して勉強したり寛いだりできるプライベートな空間ができて喜んでいます。

両親の生活スペースはライフスタイルの違いなどを考慮して寝室・キッチン・居間を設けて気兼ねなく寛げるようにしてもらいました。昼食は両親が食べたいものを自分たちで作って食べています。

 

おじいちゃんは趣味の読書や勉強などをゆっくり愉しむことができて喜んでいます。

 

リビングやデッキと繋がり行き来しやすく、様子がわかり安心ですね。

 

片付けやすくスッキリ暮らせる家

子どもがサッカーで服を汚して帰ってきても勝手口からすぐにお風呂に入れる設計にしてもらいました。

玄関のすぐそばには大容量の家族クローゼットがあり、上着をかけてカバンを置くので、居間が散らからずにとても便利です。

 

下着や靴下などの洗濯物は脱衣所で畳んでそれぞれの引き出しにしまうのですごく楽になりました。

クローゼットも畳まずにつるす収納にしてもらって、しわにもなりにくくて便利です。
すべて片付け易さをメインに考えた設計をしていただき良かったと思います。

 

工事中の提案

犬のケージの上の位置に、図面には無かったペット用品をしまう棚を作ってもらいました。

階段下を有効活用しているので見た目もスッキリ！とても重宝しています。

最初の設計にない事も「こうしたほうが良いのでは？」などと工事の段階でアドバイスをいただき、取り入れてもらうこともあり、後で「やはりアドバイス通りにして良かった！」と思いました。
じっくりと一緒に考えてもらえて嬉しかったですね。
内保さんなら安心してお任せできると思いました。

 

家族みんなで過ごす幸せな時間

普段、昼間は仕事や学校など家族それぞれに過ごしているので、家族６人が揃う晩御飯の時間はとても大切。
会話を楽しみながらご飯を頂く時間がとても幸せです。

主人が会社の方から頂いたミルでコーヒーを入れてくれることもあり、ゆったり過ごしています。

こうして家族仲良く過ごせているのも内保さんのおかげです！
これからも家族みんなが助け合いながら賑やかに暮らしていきたいと思います。

 

取材後記

晩御飯はみんなが揃う貴重な時間。「お嫁さんが美味しい手料理をつくってくれます。」と笑顔のおじいちゃん。近年増えている二世帯住宅の暮らし、お互いに支え合う三世代同居の良さを感じ温かい気持ちになりました。（広報企画：川瀬）