こんにちは。
センムの川瀬です( ^^)
週明けに上棟させていただく長浜市のTさま宅。
住みごこち抜群のエアパス工法の家なんですが、木構造は地域的な伝統のもの。
丸太梁に断面の大きな梁、太い大黒柱を『剛的』につなぎ組み合わせるもの。
圧巻ですよ。
上棟前の仕事の追い込みで、夜遅くまで大工さんや社員スタッフのみんなが頑張ってくれています。
写真は、『セイガイウデ』と呼ばれるもので、雨や雪などから建物を守るため軒の出幅をより深くするための『出桁(セイガイ桁)』を受ける部材なんですが、
より丈夫にと、古くは松材でしたが、高級なケヤキの赤身材で作られています。
これに、うるしをぬっているところ。
内保製材では、おかげさまで古くからの材木店であり家づくりをさせていただいてここまできていますので、このような伝統工法も受けさせていただけます(^u^)
今の建築だけでなく、こういう地域の伝統的な建築に会社のスタッフたちも携わらせていただけるというのは、かれらにとっても大きな経験となります。
ほんとうにありがたいです。
今年、『遷宮』で話題の伊勢神宮でも、20年に一度世代交代などによる『伝統の技術の消滅』をわざわざ防いでいるわけですよね。
古い時代の、『良い民家などの建物』 を改修、保存させていくにも、作れる技術力を絶やしたくないですよ。
やっぱり。
そんな責任も、地域工務店にはあるんです。