師走に入り、早いものであと10日ほどで新年を迎えようとしていますが、伊吹山をはじめ湖北地域では雪化粧した風景が見えず、ちょっと季節感がうすく感じられますね。
でも家づくりが進んでいる現場のことを考えると、しばらくは積雪の心配もなさそうな天気まわりで嬉しくもあります。
そんな中、弊社としまして12月上棟3棟目となる 「イロハ」の モデルハウスを本日上棟いたしました。
この時期には珍しくすっきりとした青空が広がり、気温も暖かな中での棟上げとなりました。
イロハはもちろん木の家。
オール国産材で構成され、土台や柱は勿論、横架材、小屋組材、間柱、屋根タルキなど全て桧を使用しており、現場ではさわやかな東濃桧の香りに包まれておりました。
製材所をもつ工務店として、材木屋として、国産材・地域材を最大限活用する家づくりは、私達にとってごく自然なことと捉えています。
木は素晴らしい魅力ある素材です。
長い年月をかけて育った木の命をいただき、カタチを変えて活かし次代へ繋げていく暮らしのなかで、培われる想いや感性は他のどの素材にも勝るチカラをもっていると思います。
それが、日本の木で近くの山の木であればなお、愛着が湧き地域の山々に目が向き、暮らしに潤いが生まれるのだと思います。
これが日本の木を使う理由のひとつです。
また、「イロハ」はこれまでこの地域で住み継がれてきている、いわゆる田舎建ちの家の基本要素をしっかり受け継いでいます。
それは可変性、耐用性といったもので長い年月を住み継いでいくための知恵でもあります。
特に、この地域で見られます、母屋と離れの関係でいえば「イロハ」はちょうどいい離れとしての役割、要素を持ち合わせた家といえます。いいものを継承し、新しい今らしさを融合した家です。
来春の3月には完成お披露目ができるかと思います。
勿論工事中も気になる方は遠慮なくお声掛け下さいませ。
久しぶりのブログとなりましたが、この続きは次回にお伝えできればと思います。
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