暑い日々が続いていますね。
皆さんはこの夏、どこにお出掛け予定でしょうか。
私は、先日子どもを連れて福井県大野市の九頭竜スキー場の敷地内にある「大野市化石発掘体験センター HOROSSA」に行ってきました。
ここでは、古生代(約4億4000年万年前)から白亜紀前期(約1億3000万年前)の地層の岩石を使って化石の発掘体験ができます。
子ども達は、夢中で化石が出てきそうな岩石を探しては割って見つけようとしましたが、中々見つける事はできませんでした…。
しかし、最後の最後にシダ植物の化石を発見する事ができ、子ども達は大喜びでした。
他の方も植物や貝の化石を見つけておられました。
私自身も実際にやってみると面白く、夢中になって子どもと一緒に楽しむ事ができました。
さて、皆さんは世界で最古の現生樹種の1つが身近にある木である事をご存知でしょうか。
それは、街路樹などでよく見かける「イチョウの木」です。
イチョウの木はペルム期といわれる今から約2億5000万年前から出現し、今日に至るまで、あまり姿を変えず生存し続けています。
しかし、現在では世界的にみると絶滅危惧種に指定されている保存の重要性が高い樹木です。
イチョウの木は丈夫で長命の木といわれているので、恐竜が生きていた時代から現在まで様々な環境の変化に耐え続けながら生存し続ける事ができているのではないでしょうか。
樹木の生命力には本当に驚かされますね。
イチョウの木は木材としては、油分が多く水はけが良いので、まな板、テーブル、将棋盤などに使用される事が多いです。
「大野市化石発掘体験センター HOROSSA」では、体験に必要な道具はセンターで用意してもらえるので、手ぶらで気軽にいく事ができ、また、山々に囲まれた自然あふれた場所にあるので、気分転換するにはとても良い場所かと思います。
良かったら皆さんも森林浴もかねて行かれてみてはいかがでしょうか。