広報企画のたかやまです。
暮らしギャラリーふくらの杜では、4/13からとっても素敵でユニークな展示がはじまりました。
『長濱米原パノラマ鳥瞰図』完成記念原画展です。
(↓鳥瞰図制作者の松井善和さん)
NPO法人まちづくり役場さんより発行されたパノラマ鳥瞰図。
先日、長浜市役所にて、完成お披露目の記者発表が行われました。
(実は、内保製材も同席させていただきました!ワクワク楽しかったですよ!)
(松井さん、まちづくり役場の山崎理事長さんと原田さん)
この鳥瞰図は、長浜市野瀬町在住の松井善和さん(元長浜高等学校校長)が、3年をかけて長浜米原を歩き回りようやく完成されたもの。
鳥瞰図制作のきっかけは、まちづくり役場の山崎弘子理事長さんからの依頼だったそう。
長年にわたり松井さんと年賀状のやりとりをされる中で
「毎年届く手描きにこだわった年賀状のあたたかいタッチに心惹かれていた。」
と山崎さんはおっしゃいます。
(↑きっかけとなった年賀状)
そんな山崎さんが
「観光に来られる方を、黒壁スクエアだけでなく『湖北の奥座敷』までお連れしたい」
と、湖北全域の魅力を網羅した鳥瞰図の制作を企画されたのは3年前。
その想いに「共鳴した」という松井さんは、そこから3年かけて、湖北地域あちこちを歩いて回り情報を収集されたそう。
(↑松井さんご自宅にて)
また、立命館大学経済学部の黒川清登ゼミの学生さんたちも調査協力し
「地元の私たちでも知らない湖北の魅力を教えてくれた。」
と松井さん。
3年の月日をかけて、ようやく完成された鳥瞰図。
そこに描かれている挿絵も全て松井さんの手描きによるものです。
完成した鳥瞰図には、それぞれが1~2センチ角という小さな挿絵ですが、原画はハガキ大~A4サイズで、どれもが細やかであたたかいものばかり。
その原画ひとつひとつに込められた想いをお聞きし
「松井さんの手元に眠らせておくのはもったいない!」
「一人でも多くの方に原画を見ていただきたい!」
と、今回の原画展の企画に至りました。
原画展では、きっかけとなった年賀状『琵琶湖十二支方位鳥瞰図』も、とっても楽しくご覧いただけます。
ぐるっと360度!おもしろいです。
原画のひとつひとつを見ていると、本当に知らなかった魅力がたくさんあるんだなと感じます。
ゴールデンウィークに、いくつか訪れてみたいなと思いました。
また、4/21(日)には、松井さんによる解説日を予定しています。(※13:30~15:30まで。ご予約不要・無料)
鳥瞰図の企画から発行までのエピソードや、地図の面白さなどのお話をしていただきます。
湖北に暮らす私たちこそが見て楽しい、また知らなかった地元の魅力を感じることができます。
4/30までの開催予定です。(水曜休館・入場無料)
ぜひ、お越しください。パノラマ鳥瞰図も無料配布していますよ!