広報企画のたかやまです。
少しずづ社会活動の幅が広がりつつあり、うれしく思うこの頃です。
さて、今日は彦根市にある「滋賀県立大学」のお話。
「環境科学部」という学部があり、特徴ある授業のひとつとして、野外で調査活動をおこなう『環境フィールドワーク』があります。
学科を超えてチームをつくり、大学を飛び出し「現場」で環境について学び、考えるという学習です。
座学だけでは得られないことを、フィールドに出て学べることは、とても素晴らしい取り組みだなと感じます。
※滋賀県立大学環境科学部ホームページはこちら
その中の一つ、【木と生活】グループが、毎年内保製材の製材所を訪れていただいています。
(※昨年の様子)メモを取り、熱心に聞き入ってくれている県立大の学生さんたち。
でも、今年はコロナの影響で大学もリモート授業に・・・。
フィールドワークも、例年のようには出来ないそうです。
そこで、大学の高橋先生から「ビデオ授業」のお話をいただき、少しでも「木」のことをお伝えできればと、専務がお話をさせていただきました。
【木と生活】グループでは、「木の特性を肌で感じ、木の一生と人間生活との関わり合いを学び、森林資源の持続的活用を考える」という学習の中で、製材所の見学をしていただいています。
山で育った木が家づくりに使う材料になるためには、どんな工程があるのか。
どのような想いで、木の家をつくっているのか。
など、たくさんお話させていただきました。
製材の実演も見ていただきました。
原木を「どのように製材するか」で付加価値や利益を生むのか・・・なども学生さんは勉強されているそう。
「木」のことに興味を持って学ぶ学生さんが、たくさんいてくれることをとても嬉しく思います。
「めったにビデオは触らないんです」と高橋先生。
大学に帰って、編集作業をして学生さんたちに配信されるそうです。
自分たちの目で見て肌で感じるフィールドワーク。
将来どのような職業に就かれても、大学での学びはいろんなカタチで活かされることと思います。
そして、その学びの中で、木の家づくりに少しでも興味を持ってもらえたら本当にうれしいです!
早くフィールドワークに出られる日常が戻り、また来年には、たくさんの学生さんが来てくださることを心よりお待ちしています。
高橋先生、ありがとうございました!