こんにちは。
センムの川瀬です。
3か月もの間、凍結状態のブログ。。。
もう年の瀬、謝罪の気持ちも込めての復活です!
今年はホントに例年に増して様々な出来事があり、良くも悪くも少しは
成長させていただけたのかなと感じます。
皆様のおかげです。
内保製材にとって初めてのチャレンジとなる「寺院の建築」をご縁あって
請け負わせていただきました。
この地域での寺院建築というと、ほんとに立派な反り屋根づくりのものがほぼすべて
ですが、今回請けさせていただいたご要望は、少し違っていました。
「少ない門徒数で建築、今後の管理。無理のない身の丈の建物、住宅+αのもので良い。」
というもの。
正直、最初は、本当に良いのだろうか?と悩みました。
しかしながら、門徒代表さんの言葉で気持ちが切り替わりました。
今回の建替え話に至るまでには、私の知らないご苦労が随分とあったようで、実は50年も前から
話はあったようです。
今回は屋根の雨漏れとシロアリで、本当にまずい状況ということです。
とにかくどこの寺院でも寺離れが進んできているなか、建物のカタチではなく、地域の人の心のよりどころ
となったり顔を合わす場所、コミュニティにならないといけない場所なんだ!という
話をお聞きし、ぜひやらせてほしいと予算を絞りながらのチャレンジでした。
もちろんいい加減なことはできない。。。と奮闘。
そんなことで、正月明けから木材を刻みはじめ、4月20日に上棟。
無事完成し、先日12月9日には、竣工式ということで、列席。
寺院は門徒さんのものといいますが、その責任感というか、パワーをものすごく感じさせて
いただいたとても良い経験をさせていただきました。
ありがとうございました、合掌。
親鸞聖人の銅像の除幕式も。
地域の人たちへの餅まきも盛り上がっていました。
外陣の黒い梁は、解体した元の寺院の梁(こうりょうと言います)を再利用させていただいています。
ランマや、仏壇さん、仏間隠しの建具などすべて仏壇屋さんの再生技術で
再利用!すばらしいですね。匠の技です!
さて、話は未来へ。。。
来週末、23日の一日限定ですが、彦根市新海浜にて、
琵琶湖畔、別荘地らしい趣の内保流「西海岸の家」。
(*巷ではカリフォルニアスタイルと呼ばれていますが)
施主様のご厚意により、内覧会を予約制にて開催させていただきます。
このスタイルにして、なんと人と環境にやさしい『エアパス工法』の建物なんです。
全国初!じゃないかと勝手に思っています。
感響の家を気に入ってくださって、その自然素材や技術で自分好みのスタイルの家を
建てたい!!との熱いご要望にて完成しました(^^)
特徴的なブルーの板張りの外観と深い軒のカバードポーチは、和や洋の垣根なく、
自然と繋がる暮らしを大切にした本当に『良い家』です。
ぜひご予約いただいて、こだわりのこのお住まいを見に来てください。
カバードポーチは、もちろんデッキスタイルになります。
デッキ施工待ちです(^^)
木製のドアもこだわりのホワイトペイントで。
お楽しみに!
今後ともよろしくお願いします(*^^*)