設計の北村です。
3年ぶりの行動制限なしとなったゴールデンウィーク、いかがお過ごしでしたでしょうか。
私は信楽で開催された陶器市に出かけました。
晴天のなか、作家さんたちのお店が並び、たくさんの人で賑わっていました。
こちらは古谷製陶所さんのブース。
信楽で作陶されている古谷浩一さんの器が並びます。
実はモデルハウス「響の杜」でご利用者の方にお使いいただいているのも古谷さんの器なんです。
「日常使いできる器」として作られている古谷さんの器は真っ白でなく、少し赤みがかった温かい白色が特徴で、手に馴染みやすく、温かさを感じる器です。
モデルハウスにお越しの際には是非、手に取っていただければと思います。
前置きが長くなってしまいましたが・・・
今回は先月末にお引き渡しをさせていただいたお家をご紹介したいと思います。
木の風合いを活かした落ち着いた佇まいの外観。
もともとあったユズの木を残して、ユスラウメやブルーベリーなど実のなる木を新たに植樹しました。
玄関から繋がった土間スペースに薪ストーブを設置。
内保製材の薪ストーブユーザーさんにも人気のドブレ640。
料理もできて、冬が待ち遠しくなりますね。
土間と繋がった「座」スタイルのリビングスペース。
吹抜からの自然光でとても明るく、そして面積以上に広さを感じます。
和室の奥の全開口の木製サッシからデッキ、そして庭へと繋がります。
敷地の奥にあるプライベートな庭。
好きな木を植えたり、家庭菜園、子供さんの遊び場など・・・家族で育て、楽しむ庭です。
キッチンは壁付けタイプの造作キッチン。
奥様こだわりのキッチンは、シンプルな作りでお手入れもしやすく、収納たっぷりで使い勝手の良いキッチンに仕上がりました。
2階の書斎スペース。
「半個室」となっており、家族の気配を感じつつ、落ち着いて読書ができそうです。
2階は必要最小限の間仕切のみの「がらんどう」の空間に。
「子供が小さいうちは1階での生活がメインとなるので、2階は生活しながら考えたい。」と、ご夫婦。
どんな風に使おうかな・・・と創造が膨らみますね。
構造や間取りをシンプルにしておくことで、将来の生活の変化にも対応が可能になります。
完成したお家での暮らしが楽しみと話されていたご夫婦。
薪ストーブや庭づくりなど、ご家族で楽しみながら少しずつ手を加え、愛着のあるお家に育っていってくれると嬉しいです。