「近江箸」に込めた内保製材の思い
こんにちは。広報企画の川瀬です。
湖北でも雪が降り、本格的な冬を迎えましたね。
年末のご挨拶として毎年ホームオーナー様に長年カレンダーをお届けしており、お待ちくださっている皆様もおられるのですが、
本年より、自社オリジナル「近江箸」をお届けさせていただくことといたしました。
内保製材らしく、環境にもやさしく、喜んでお使いいただけるものを・・・と社内で話し合い、
カレンダーの製作に替わり、感響の家の家づくりで出る端材(滋賀県産の杉)を使ったお箸の作製に至りました。
製作はお隣の岐阜にあるお箸製作会社さんに依頼しました。
『地産地消』を合言葉に、森林・環境の保護につながる割り箸をつくっておられます。
お箸になる木材(家づくりの端材)を製材部の西岡君が自社からお箸の製造工場まで搬入してくれました。
加工の様子を写真でご紹介します!(弊社の木材ではありません)
大量の端材が並んでいます
長い端材を短くカットし形を整えていきます
割り箸の大きさにカットされました
お箸が完成! こんなふうにして木材が新たに生まれ変わります。
お正月にお使いいただくことを想定し、今回は割らないタイプのお箸5000膳を作っていただきました。
漂白・防カビなどの薬剤を一切使用しない安心安全の割り箸です。
持続可能な社会に向けた家づくりの一環(SDGs・MLGsの達成および地球温暖化・環境保全対策)として、木を無駄なく使いきることで環境保全につなげていきたいという思いがあります。
お箸袋には、長浜市にゆかりのある豊臣秀吉公の馬印“ひょうたん”の絵を肥田文子さんに描いていただきました。
肥田さんは湖北町食事文化研究会代表として長年、湖北の食文化の伝承に尽力されており、今回お箸袋に絵を描いていただきたいとお願いしました。
「七転び八起き 失敗しても 起き上がればいいんだよ」と前向きなメッセージが添えられています。
時間をかけて何度も描いてくださったようで本当にありがとうございます。
お箸が仕上がって肥田さんにもとても喜んでいただき、嬉しいです!
ネーミングも社内で検討し、「近江箸」と名付けました。
滋賀県の森林環境保全にもつながれば嬉しく思います。
今後は販売も検討しています。ぜひ地域の皆様にご使用いただけると幸いです。