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米原市本郷の家 完成見学会

公開日:2022/04/20(水) 更新日:2022/09/06(火) アドバイザーブログ「みちしるべ」すべて

今週末4月23日、24日の二日間 にわたり、米原市本郷にて完成見学会を開催させていただきます。

今回のお家は田舎の母屋の建て替えをさせていただきました。

この地域は、私も生まれ育った地域なのですが、昔から「まぜごと」と言われる法事や神事、結婚式・お葬式などが自宅で行われるために「田の字」と呼ばれる和室4部屋が必要なお家が多く建っていました。

しかし、今は、そういったことも簡素化されたり、改革が進みお家に大勢が集まることが少なくなりました。

ですが、全く何も無いというわけにもいきませんし、ご家族や近しい親戚とのお付き合いはしっかりと残しますので、ある程度の人数が集まれるようなお部屋は必要ですし、大きなお仏壇などもお世話をしていきたいということで、

この「本郷の家」は今の時代にマッチした母屋の形になっています。

週末の見学会にてお客様に見ていただくために、弊社の現場監督4人が総出で細かなところの仕上げをさせていただいています。

大きなお家ということもあり、工程はぎりぎりになってしまいましたので完成の写真は改めてご紹介させていただきたいのですが、

いくつか見所をご紹介いたします。

畳が収まっていないので残念なのですが、今回は2部屋続きの和室を作らせていただいております。

大きな床の間と仏間を備えた本格的な座敷8畳とそれに続く6畳の畳の居間。

座敷の床の間は無垢の欅で床板・床渕、床柱は杉の赤身前杢柱(まえもくばしら)を使わせていただいてます。

雪見障子・平書院の障子と合わせて落ち着いた和室の雰囲気を出しています。

2部屋ある和室ですが、座敷8畳はお客様を迎える間、続く間の6畳はご主人のくつろぎの居間として使われる予定となっています。

 

広々のリビング・ダイニング・キッチンのスペースには大きなテーブルを作らせていただいていただいております。

ゆったり座れる椅子と合わせて少し低めの大きなテーブルを囲んでお食事も、家族の団欒も過ごしていただくことができます。

作成中のタモの幅広板を2枚はぎ合わせたとても大きなテーブル板です。

完成してリビングに据え付けられるのが楽しみです。

 

薪ストーブの周りや、石張りのテラスは自然石の持つ素材の雰囲気でお家の質感をグッと上げてくれています。

2階のスキップフロアは第2のリビングのような使い方ができます。建具の開閉で締め切ったり開け放ったりできるのも特徴です。

2階の居室とその奥へ続く大きな小屋裏収納。

クローゼットも1階、2階に設けられていて収納量も充実です。

また、家事導線は1階だけで上手くまとめてありますので、将来の『平屋暮らし』」も可能な間取りになっています。

 

完成見学会は家づくりの工夫を生で見て感じる貴重な機会です。

自分達の理想のお家を作るためには、たくさんの施工例や完成の物件を見ていただいて住まいづくりの知恵の引き出しをたくさん作っていただきたいと思います。

見れば必ず家づくりのヒントや新たな工夫が見つかると思います。是非ともお越しをお待ち申し上げております。

完成見学会の詳細はこちら

 

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