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家守り日記 その17 無垢床のシミの落とし方

公開日:2024/04/23(火) 更新日:2024/04/24(水) アフターメンテナンスブログ「家守り日記」すべて

みなさんこんにちは、カスタマーサポートの藤です。

桜の時期が終わって、汗ばむくらい暑いと感じる日もちらほら出てきましたね。

無垢床を素足で歩くと心地いい季節ももうすぐ。

今日は無垢床の+αのお手入れについてご紹介します。

 

以前のブログ(ペットと暮らす無垢のお家)で「ペットのおしっこシミの消し方」について簡単にご紹介しました。

おしっこシミではないのですが、普段のお手入れではなかなか消えない水シミを消してみます。

 

Beforeはこちら、ふくらの杜の「田の字の間」の床です。

「田の字の間」の窓上はベランダになっていて軒がないため、雨の日に窓を開けているとすぐに雨が室内に入り床に雨シミができてしまいます。

お家だとこんな水シミがキッチンや洗面所に多いんじゃないでしょうか?

 

さて、今回は「いろはワックスクリーナー」と耐水ペーパーの600番を使います。

> 一枚板テーブルのお手入れ で本庄が紹介したものと同じ耐水ペーパーです。

汚れ落としとワックスがけが一度にできるいろはワックスクリーナー、規定の量をぬるま湯に溶かして使います。

計量キャップも付属でついているので、計量に便利です。

使用する分だけ作ります。今回は500㎖分作りました。(いろはワックスクリーナー15㏄)

 

作った液をぞうきんなどの布に浸して固く絞り、拭き掃除をするだけで汚れ落としとワックスがけができるのですが、

汚れは落ちているものの、水シミの汚れまでは消えてくれません…

 

 

しっかり水シミ汚れを落とすために、耐水ペーパーを使っていきます。

作った液で耐水ペーパーを濡らして

汚れの部分を中心にまんべんなくペーパーで軽ーくこすります。

水気がなくなってしまうと摩擦がかかりすぎてしまうので、ペーパーを濡らしながらこすっていきます。

汚れが浮いてくるので、ぞうきんで汚れをふき取りながらペーパーをかけていきます。

力を入れてしまうと汚れだけでなく木の表面も削ってしまうので、力を入れないように気をつけてくださいね。

 

ペーパーをかけ終わるとこんな感じです。

水シミがわからなくなりました!

 

そして最後の仕上げ、オイル塗装をしていきます。

汚れを落とすと同時にオイルの塗膜も削っているので、しっかり再塗装して木の表面をコーティングしてあげます。

ふくらの杜はグロスクリアオイルですが、お家に合わせたオイルを使ってください。

(お引き渡しの時にお渡ししているメンテナンスボックスに入っているものを使ってもらうとOKです)

 

オイル塗装したのがこちら。

すっかりきれいになりました!

 

拭き掃除だけではとれない汚れの落とし方として、メラミンスポンジを使うことをご紹介していますが、

メラミンスポンジを使うと色が白くなってしまうのが難点。

ですが今日ご紹介した方法だと、元の色からあまり変化なく汚れを落とすことができます。

オイルのテカリはありますが、並べてみると白くなっていないことがわかるんじゃないでしょうか?

 

今回使った「いろはワックスクリーナー」は弊社で販売しています。

オーナー様価格で4,700円(税別)。400cc入りなので、今回使用した分なら26回分、1回あたり176円です!

+αのお手入れにぜひいかがですか?

ご相談やお問い合わせもお気軽にご連絡くださいね。