センムです。
台湾で大きな地震がありましたね。
被害にあわれた方々には心よりお悔やみ申し上げます。
テレビのニュースを見ていると
大きなビルが倒壊している画像の中にコンクリートの中から明らかに悪意のある手抜きと思える缶などが映っていました。。。
このような手抜き工事が原因で、多くの方の命が失われたとしたら本当に憤りを感じます。
外国の業界事情は分かりませんが、適正以下の安い価格で仕事を請けたか不当な利益を得るためにゴミでコンクリートのかさを増したか、単にモラル
の低いアホなのか。
日本でも、以前のアネハ事件や、昨年の杭工事のデータ改ざんなど、建設、建築業界の信用は悲しいけれどボロボロです....ね。
ワタシは行き過ぎたローコストの行きつく先は、どんな業界でもこういうことが起こってしまうのではないかと思ってしまいます。
先日のスキーバスの事故なんかもそんなことが影響しているように思えて仕方ありません。
そんなこととは無関係で、業者の競争は価格競争ばかりでなく、理念や思想など本質でありたいと思います！
そんな中、内保製材で使用している床材（三重県産の杉・桧）を供給してもらっている熊野市の野地木材工業さんへ、製材資材部の3人と視察、学びに行ってきました（＾ｕ＾）
ワタシは5年ぶりでしょうか、以前は同業者の仲間と行ったのですが、今回は、自社の勉強ということで、かなりの本気モードで伺いました。
見るもの、聴くことがすべてうなずき過ぎて、首がどうかなってしまうほどです。
自然素材でそれぞれにくせのある木をとにかくカイゼン、カイゼンを繰り返し付加価値にかえて、商品化され、自信と誇りをもってご商売されていて、理想を追い求めた本質で勝負されている姿に大きく感銘を受けて帰路につきました。
さっそく内保製材でも、すぐに出来ることからカイゼンに入り、
「木の家はやっぱり内保さんね！！」
って言ってもらえるように研鑽していきます！
余談ですが、熊野の海辺で食べた昼ごはんは、極上の「メンチカツ」。
強烈に旨かった～（＾ｕ＾）
ちゃっかりと、海岸にも出て、でっかい太平洋の海からも元気をもらいました(^^)