広報企画のたかやまです。
3月なのに昨日は雪が降り、寒い日でしたね。でも、少しずつ春が近づいてきているのを感じます。
早咲きの河津桜が咲き始めていました!(一週間前の様子)
(道の駅 近江母の郷:米原市宇賀野)
伊吹山と河津桜を望むステキな場所です。
さて、今日のリノベーション日記は、大工さんの手刻みについて。
基礎工事中のたかやま家ですが、並行して大工さんの加工作業も進めていただいています。
今回の我が家の木材加工は、大工さんによる伝統的な「手刻み(てきざみ)」。
手刻みというのは、柱や梁に墨で印を付け、ノコギリやノミ、カンナを使って加工していくことです。
現在、工場で機械加工する「プレカット」がほとんどのため、手刻みのできる大工さんはとても貴重です。
リノベーションは、解体してみないとわからないことが多く、我が家でもずいぶん傷んでいる柱が多かったです。
(我が家の現在の柱)
手刻みのできる大工さんは、現地で状態を見たうえで考えていただき、手作業で加工することができるので、今回のような大規模な工事も安心です。
内保製材には加工場(長浜市八島町)があり、先日その作業を見せていただきました。
この加工場、めちゃめちゃ木のいい香りいっぱいです!!
我が家の大工工事をしてくださる朝日棟梁!
以前、設計の飯尾さんが「大工のマエストロ」とブログで紹介しています!
朝日さんの現場にはやっぱり「譜面台」!マエストロ~!
「修行時代から使っている」とおっしゃっていた秘密兵器のような道具がこちら↓
ちょっとわかりづらいですが…いくつもの印がつけてある長い棒。
この一本で、新築もリノベも刻みができるそう!スゴイ!!
そして、木村大工さん!
今回、手刻み加工が多いので応援に来てくださっています。ありがとうございます!
内保製材の家づくりを手掛ける大工さんは、「大工棟梁会」でお互いに切磋琢磨しながらも、気心の知れた関係です。
二人がかりで手刻みしてくださり、本当に感謝です。
ノミやノコギリを使いながら、こんな複雑な加工をされています。
こちらは…
先月入社した広報のニューフェイス!川瀨さんとの初対面!!なんだか嬉しそうな大工さんたち!
川瀨さん、初めて見る手刻みの技術にとっても驚いていました。
こちらは、母屋(もや)の垂木がかかる部分の加工の様子です。
こんなふうに一つひとつ手で刻んでくださっているのを間近で見ると、今からすでに愛着がわいてきます。
ノミの「サクッ!サクッ!」と心地いい音が響きます。
木村大工さん「やってみるか?」
私「難しい~~~!」の図。
見ているのと全然違って、サクサク出来ませんでした…ゴリッというかんじ。
そして昨日、我が家に運び込まれた手刻みの木材たち。芸術的です。
楽しみで仕方ありません!!
①~現地調査
②~ライフプラン
③~百聞は一見に如かず
④~プランプレゼン
⑤~ショールームはパラダイス!
⑥~劇的変化する⁈室温の記録
⑦~蔵の改修
⑧~内部の解体工事
⑨~基礎工事