8月も末になりますが、まだまだ残暑が厳しい日が続きそうです。
今回は新モデルハウスの外壁に使用する素材を紹介しますね。
新モデルハウスの外壁には二種類の素材を新たに使用しています。
その一つが「三角焼き杉板」
天龍杉の三角焼き板を使用する予定でしたが納期などの理由から、
自分たちで焼いてみよう!
と製材部のみんなに初チャレンジしてもらいました。
ここからは「パラパラ漫画」のように写真が進みます。
三枚の杉板を三角形の煙突になるように組み合わせます。
板の隙間が無いように組み合わせ、縄で縛って固定します。
ち
着火材の鉋屑を丸め…
三角形の煙突に詰め込みます。
点火!
急げっ!西岡君。
点火したほうを下にして垂直に立てると煙突効果が働き杉板が燃えていきます。
炎が激しくなってきました。
バーナー焼きのように炎であぶるのではなく、杉板自らが燃えるので表面の炭化層も
厚く仕上がります。
板が均一に焼けるように少し隙間を作って炎を調整します。
内側の燃え具合は確認するのは難しいので、何度も試行錯誤を重ねタイミングを計ります。
内部の燃え具合を確認するのは難しいので、何度も試行錯誤を重ねてタイミングを計ります。
頃合いをみて消火すると…
綺麗に焼きあがりました!
大きなウロコのような表面が特徴の「三角焼き杉板」
炭化層が厚く剥げ落ちが少ないので耐久性がとても高い素材です。
手で触ると少し汚れるといったデメリットの部分もありますが、
それ以上に見た目も味わい深く、落ち着いた雰囲気に仕上がるのが魅力だと思います。
今回は写真が多くなり過ぎたので、もう一つの素材は近日中に報告しますね。