こんにちは、製材部の栁田航冴です。
先日、愛知県で行われた「木材市」に初めて参加しました。
木材市では、多くの製材業者が集い、原木や製品材の競りが行われます。
製材業者が原木を手に入れる方法として、木材市に出向き競り市に参加することがオーソドックスな手段となります。
競りといえば、正月にテレビで見かける魚の競りが一番に思い浮かびます。
マグロ一本が競り落される平均時間は、およそ6秒なんだとか。
初めて木材市に参加するので「どういった所なのだろう?」「どのように競りが行われるのだろう?」と前日から気持ちを高ぶらせていました。
会場に着くと、そこにはたくさんの大小さまざまな原木が並んでいました。
これだけ多くの原木を一度に見ることが初めてだったので驚きました。
中には、僕よりも大きいケヤキの巨木もありました。
すごいですね……。
競りが始まると原木が一つずつ競り落とされていきます。
一本約10秒で競り落とされていくので、予想よりとてもスピーディーに進んでいきます。
午後では製品材の競りが行われました。
製品材では、一枚板などの造作、家具などに使用される木材が並んでいます。
こちらもすごい量です!
製品材は大きさや樹種によって金額の変動が大きく、一枚数十万円もするような木材もありました。
他の参加されている木材士さんの姿を見て、自分の目利きで木材を競り落とす姿がとてもかっこよく見えました。
僕も木材士として成長し、あの姿のようにならなければと感じました!