先日、会社のスタッフと匠の会の大工さん達で湯田小学校1~2年生の勉強机 ヒノキの天板をきれいにしてきました。
まずは内保製材の加工場で天板を削ります。
プレーナーと呼ばれる機械で表面を粗削りします。
粗削りを終えれば、ベルトサンダーと呼ばれる機械で番手(削る細かさ)を替えながら、3回に分けて表面を平滑にしていきます。
削りを3回に分けることで、表面のざらざらや凹凸をなくすことができ、滑らかな手触りになります。
削り終わった後は、小学校へ天板を運んで机の脚と組み合わせます。
組み立てを終えれば、水性ウレタンで塗装をします。
ウレタン塗装をすることで、素材にツヤを与えるとともに防水や撥水性を持たせることができるため、塗装面の保護にも役立ちます。
今回の活動は今年で3年目。
湯田小学校の全学年とクラスの勉強机 ヒノキの天板の再生をしてきました。
無垢の木だと、汚れたり、色褪せたりしてもきれいに再生できる良さがあります。
今回の活動を通じて、地域に根ざす内保製材ならではの活動にやりがいを感じるとともに、大工さんの技術も肌で体感しました。
机を使ってくれる子どもたちが気持ちよく学校で過ごして、ちょっぴり勉強を楽しく感じてもらえると良いなー。