天候が安定しない日が続きますね…
夏日のような日だと思ったら、暖が恋しい寒い日になったり。
毎日の洋服選びも困ってしまいますよね。
「人」は季節に合わせて着るものを変えますが「家」の場合はそうもいきません。
住まいの洋服である断熱材。
今回は来月、新たに施工予定の「セルロースファイバー」施工現場視察に行った様子を紹介します。
「セルロースファイバー」って何?
原材料の約80%が新聞紙。
新聞紙の原料はパルプ、原材料は木材なので木と同じ性質を持っていてグラスウールなどの
無機質繊維系断熱材にはない多くの特徴があります。
先ずは何と言っても自然素材でエコロジーな断熱材。
複雑に絡み合った木質繊維の中にある空気の粒が熱を伝えにくくし、高い吸音効果を生み出します。
また、木質繊維がもつ吸放湿特性により適度な湿度を保つことができます。
いつも懇意にしていただいている、岐阜県の「ひだまりほーむ」さんの施工現場を
見学させていただきました。
お忙しい中、時間を割いて対応していただき、ありがとうございました!
梱包されたセルロースファイバーを、トラックに搭載された専用の機械で粉砕し、
ジャバラの管を通して圧送します。
長~い管の先には、壁の中にセルロースファイバーを吹き込む職人さんが。
専用のシートをすき間なく張った壁面に管を入れて、柱の厚みいっぱいに吹き込みます。
(屋根は通気層を確保し垂木、母屋間に吹き込みます)
パンパンに詰まったセルロースファイバーは、遠い昔、体育の授業で使ったマットを思い出しました。
今回ご紹介した屋根、壁の断熱だけではなく、床や開口部の断熱もとても大切な部分です。
ご興味がある方には詳しく説明させていただきますので、スタッフにお声かけください。