こんにちは。工事部の鵜瀬です。
5月に差し掛かる今日この頃。
今まで肌寒かった気候はどこへやら。。。気温も高く、外で仕事をしていると汗をかくほどに暖かさ?暑さ?を感じる季節となりました。
気が早いですが、夏があと数ヶ月で訪れるなーっと思う日々です。
今回は上棟前の仕事 土台据えについて少しご紹介をします。
そもそも土台据えってなーに?
簡単に説明をすると、土台と呼ばれる木材を基礎とボルトで固定する作業のことです。
【作業手順】
まずは墨出し。土台を据える位置を大工さんと一緒に確認して墨付けをしていきます。
土台据えの作業の中でこの墨出しが一番肝心!!!
墨出しを間違えてしまうと、基礎の上に土台が載らなかったり、正しい位置に土台を据えられないことで作業のやり直しをしなければならなくなります。
墨出しをした後は、土台に基礎とボルトで固定する穴を開けていきます。
次はパッキンの敷き込み。
パッキンは気密用と通気用の2種類があります。
玄関や勝手口、お風呂廻りは気密パッキン、その他は通気パッキンを置いていきます。
内保製材の家では、最近は床断熱工法で施工をしています。床断熱工法は基礎の中(床下)の空気を循環させるため、通気パッキンを使用して空気が滞らないようにします。
パッキンの敷き込みが終われば、その上に土台を載せて固定し、大引きと呼ばれる木材を取り付けていきます。
次は床断熱工法の施工です。
土台や大引きの間を塞ぐように断熱材を入れていきます。
先程お話ししたように、基礎の中(床下)は空気が循環をするようになっていますので(外部と同じ扱い)、冷たい空気や湿気が室内へ入らないように土台や大引きなどの木材と断熱材の接する部分に気密テープを貼ります。
断熱材を入れ終えれば、剛床と呼ばれるフロアを張るための床下地となる合板を敷いていきます。
剛床を敷き終えると養生をして、土台据えの作業は終了です。
土台据えがしっかりと出来て、上棟が上手くいく。土台据えに行くと、毎回そのように考えさせられます。
ちなみに4月は3現場の土台据えに行きました。流石にちょっと疲れました。。。
興味のある方はお気軽に現場にいらしてください。