こんにちは、製材部の栁田航冴です。
今回のブログは、前回の続きとなる2級建築士の試験についてです。
学科試験が終わり、早くも2か月が経ち、9月10日に設計製図試験がありました。
設計製図試験は受験者の中から約50%を合格とする方式があり、どれだけ自分の満足のいく図面を描いたとしても、他の受験者の評価が高かった場合不合格になってしまう可能性があります。
今年の設計製図試験のお題は「専用住宅」です。去年のお題である「保育所」と比べると課題として難しいお題となっています。
会場は学科試験の時と同じく立命館大学で行われました。
泣いても笑っても最後となりますので、会場入りの時点でとても緊張していました。
試験時間は5時間。
2時間で問題の読み取り・プランニングを行い、残りの3時間で製図を行い完成させるというのが大まかな流れです。
読み取り・プランニング時には、上記の写真のような間取りなどを何パターンか考えて大体で描くエスキスと呼ばれる作業を行います。
いざ試験がスタートし問題を読みといて行きましたが、途中プランニングした図面が指定された建築面積内に収まらなかったりと焦りが出てしまいました。
しかし、何とか時間内に修正を行い持ち直すことができました。
製図に関しては、これまで特に練習してきた所なのでスムーズに描くことができました。
提出する製図用紙が完成したころにはスタートから4時間30分が経過しており、かなりギリギリの完成となってしまいましたが、無事描く終えることができホッとしました。
手ごたえはありますが、合格発表は12月3日となっており、それまでは安心できない日々が続きそうです。
学科試験と合わせると約半年以上の戦いが終わりましたが、無事合格していることを祈りながら仕事を頑張っていきたいと思います!