みなさんこんにちは 総務の伊藤です。
みなさんは「季節ならではの楽しみ」をお持ちでしょうか?
私の春ならではの楽しみの一つはふきの佃煮です。
我が家では春になるとふきがたくさん出てきます。
こんな風に雑草の中に生えているふきをなるべく若いうちに採ります。
若いうちに採ると灰汁も少なく、短時間でやわらかく煮えるので調理も簡単です。
きれいに洗って食べやすい大きさに切り、一度湯がいて灰汁を取ります。
ザルにあげたふきを鍋に戻し
しょうゆ、酒、みりんで味をつけ、
煮汁が少なくなるまで煮詰めるとふきの佃煮のできあがり。
たくさん佃煮が作れた時は、冷凍して保存することもあります。
食卓が寂しいなぁと思った時に、自然解凍してサッと出せるので一品助かった!といううれしさも。
いつも主人の母に作ってもらっていて、私は食べる専門だったのですが、今年は作り方を教えてもらい初めて一人で作ってみました。
いつもと同じ味に仕上がりホッ…。
朝・昼・晩と食卓に出すと、たくさん炊いた佃煮もあっという間になくなりました。
ふきを採って、洗って、下処理をして煮て…と意外に手間がかかるふきの佃煮。
私の娘は、小さい頃は食べていた記憶があるのですが、最近はほとんど食べてくれません。
でも、「今日はお母さんが作ったんよ~。」と売り込むと、そろりと手を伸ばしてくれました。
「ふーん。こんな味かぁ。」
この反応は??
味覚も大人になるにつれ、少しずつ変わっていくもので、いつか「お母さんの作ったふきの佃煮が食べたい。」と言ってくれるかも知れませんね。
そんな期待もしつつ、私の「春の楽しみ」をご紹介させていただきました。