いい天気ですね。
机につくと、眠気に負けてしまいます((+_+))
センムです。
今日は、午前中、製材部の伊藤君に 兼ねてから習いたいという
柾目挽きの製材の指導をさせてもらいました。
「柾目」とは、木の板でいう木目模様で、年輪が線のように見えるものです。
「板目」というのが、よく見るタケノコのような、等圧線のような模様。
きれいに筋の通った柾目は、上等な良材でしか取れないのです。
しかも、製材の方法も少し難易度が高く、丸太も高価なため、熟練しないと
製材させてもらえません(*^^*)
伊藤君が、8年目にしてとうとうやりたい!と手を挙げてくれたので、
とうとう伝授の時が・・・。(大げさかな?!)
なんと、いきなり100年生以上の長浜市産材を製材の台車に!
いつになく真剣です。
丁寧に口うるさく教えたつもりですが、まずは、どんどん製材をして体で覚えて
カンを働かせられるように経験をしていってもらいたいものです。
良い材料が取れました(*^^*)
お客様の家には、主に建具の材料として使います。
こんなに素敵になります。
100年かけてじっくり育った木が、住まい手さんに毎日ふれられ、家族の毎日を
そっと見守る木の家は、やっぱり素敵すぎます!
ちなみに、伊藤くんは去年、木の家を建て暮らしています。
製材士らしく、製材機の鋸目が残ったままの木で外壁を仕上げて、ちょーカッコイイ。
中はこんな感じ。
長持ちする本物の素材には、長く持たせようとする愛着が生まれます。
木目模様に印刷されたシートが貼ったような新建材でありがちな
10年も経たないうちに廃盤、や 修理不可能ということはほとんどありません。
結局長持ちするんですね。
いい家をつくり続けたいものです。