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【リフォーム補助金】これで完璧!住宅省エネ2025キャンペーン

公開日:2025/03/06(木) 更新日:2025/03/06(木) アフターメンテナンスブログ「家守り日記」すべて

みなさんこんにちは、カスタマーサポートの藤です。

 

2023年から始まった大型補助金事業、2024年もたくさん工事のご依頼をいただきました。

窓交換工事や内窓工事をさせていただいたお客様からは、

「工事前と比べて驚くほど寒くなくなった」

「暖房の効きがとてもよくなった」

と嬉しいお言葉をいただいています。

 

そして、2025年も補助金事業は続きます!

昨年と同じところもあれば変わったところもあるので、「住宅省エネ2025キャンペーン」について詳しくお伝えしていきます!

 


**目次**

■子育てグリーン住宅支援事業

子育て世帯の新築と「ZEH基準の水準を大きく上回る省エネ住宅」の新築への補助。既存住宅の省エネ改修等への補助。

■先進的窓リノベ2025事業
高い性能の窓の断熱改修への補助。

■給湯省エネ2025事業
高い性能の高効率給湯器導入への補助。

■賃貸集合給湯省エネ2025事業
賃貸集合住宅を対象に小型の省エネ型給湯器導入への補助。

「住宅省エネ2025キャンペーン」は新築とリフォームを対象にした上記4つの補助事業の総称です。

それぞれの事業を詳しく見ていきましょう!

 


□子育てグリーン住宅支援事業

住宅の新築と既存住宅のリフォームに活用できる補助事業です。

前年の「子育てエコホーム支援事業」から大きく変わりました。

まずは新築、

前年の子育てエコホーム支援事業では「子育て世帯・若者夫婦世帯」に対象が限られていましたが、

新たにすべての世帯対象とした「GX志向型住宅」が設けられました。

 

GX志向型住宅」とは・・・

・断熱等性能等級「6以上」
・再生可能エネルギーを除いた一次エネルギー消費量の削減率「35%以上」
・再生可能エネルギーを含む一次エネルギー消費量の削減率「100%以上」

の住宅のこと。

等級とか削減率とか…ちょっとわかりにくいかもしれませんね。

ざっくり言うと「ZEH基準の水準を大きく上回る省エネ性能を持つ住宅」です。

弊社標準仕様より上の仕様になりますが、気になる方・検討されたい方はぜひご相談ください。

 

 

子育て世帯・若者夫婦世帯向けは長期優良住宅とZEH水準住宅で補助額が変わります。

前年から補助額が下がりましたが、住宅の新築工事に合わせて住宅の解体工事を行う場合は加算されるのが今回の変更点

住宅の解体工事は同じ所在地での建て替えではなくても、建て替え前に居住していた別所在地の住宅の解体も対象となります。

申請時に必要な書類など事前確認ポイントがあるので、「対象になるかな?」と思われる方はご相談くださいね。

 

さて、リフォーム工事はというと

前年の子育てエコホームまでは世帯の違いによって上限額に差がありましたが、子育てグリーン住宅では実施する工事の内容によって上限額が変わります。

さらに、最大60万円までUP

必須工事3種を実施することが条件ですが、リノベーションなどの大規模改修であればほぼ実施する工事なので、

多くの人がより活用しやすい内容に変わったんじゃないかな、と思います。

 

「③エコ住宅設備の設置」の例を挙げると

・水洗トイレの設置
・高効率給湯器の設置
・高断熱浴槽の設置
・節湯水栓の設置

 ですので、水回りのリフォームをすると対象になるイメージですね。

 

「①開口部の断熱改修」と「②躯体の断熱改修」では、子育てエコホームから対象要件が少し変更になっています。

省エネ基準レベルの製品などは対象外となり、ZEHレベルの製品または断熱材使用量を利用する断熱改修が対象、という要件に変わりました。

弊社では基本的に開口部の断熱改修についてはZEHレベルより上の高性能窓をご提案していますが、

躯体の断熱改修を活用されたい場合、状況によっては断熱材のグレードを上げるなどのご提案が必要になるかもしれません。

最大限補助金を活用されたいようでしたら、ぜひご相談ください。

 


□先進的窓リノベ2025事業

2023年から始まった最大で200万円の補助額が受けられる先進的窓リノベ事業、2025年が最終年です。

2026年も何かの補助事業が実施されるかと思いますが、今の要件とはおそらく違うはず。

活用チャンスのラストイヤー、これは見逃してほしくありません!

弊社で提案させていただく仕様(LIXIL社製インプラス・TW他)での補助額の一例です。

この他にガラス交換、カバー工法での外窓交換・ドア交換も対象となります。

内窓設置は2024年事業から若干減額になっていますが、Sランクの減額は1,000円~3,000円。

Aランクは半額まで下がってしまいましたが、まだまだお得です。

注意点として、子育てグリーン住宅事業のリフォーム工事でも同じことですが、補助額が50,000円以上にならないと申請することができません

内窓設置の場合、小サイズ・中サイズであれば2窓以上の設置をご検討くださいね。

普段過ごされることが多いリビングダイニングや寝室などの居室、温度差が気になる脱衣室や洗面室への設置もおすすめです。

工事内容にもよりますが1日~2日で施工を終えることも可能です。

窓改修を行うと夏の冷房効果も高まるので、お早目のご検討がお得です!

 


□給湯省エネ2025事業

高効率給湯器の設置に活用できる補助事業です。

新築・リフォームどちらの設置も対象ですが、新築の場合、子育てグリーン住宅支援事業との併用はできません。

  (経済産業省資料より引用)

2024年事業から基本額はそれぞれ20,000円減額になっていますが、設置機種が加算要件に該当する場合の補助額は前年通りです。

弊社の場合、エコキュートであればA要件に該当する機種を提案させていただいているので、補助額は1台につき10万円になります。

また、2025年事業も撤去加算が設けられており、高効率給湯器の導入に合わせて蓄熱暖房機・電気温水器を撤去する場合、下記の補助額が加算になります。

  (経済産業省資料より引用)

撤去加算分として予算額が設定されているため、予算上限に達した場合で終了の予定です。

前年は11月中頃で上限に達しましたが、今年は予算額も下がっているので(45億円→32億円)

前年より早く予算が尽きることが考えられます。

撤去も合わせて検討される方はお早めにご相談ください!

 


住宅省エネ2025キャンペーンの事業で対象になる工事は20241122日以降に着手し、

20251231日までに工事完了するもの、となっています。

(新築の場合は20251231日までに基礎工事が完了し、2026731日までに引き渡し・入居が完了するもの)

ただし、それぞれの事業予算に達した時点で終了になります。

今までからも期日が近づいてくると問い合わせや注文が多くなり、納期がかかったり工事日程の調整がしにくくなったり、ということが起きています。

そうすると申請に間に合わないという事態にもなりかねないので、ぜひお早めにご検討ください!

また、これらの補助事業は誰でも申請できるわけではありません

お客様と工事請負契約を結んだ住宅事業者が交付申請などの手続きを行います。

弊社は住宅省エネ支援事業者として登録しています。

気になることやご相談など、どうぞお気軽にご連絡くださいね!