皆さんこんにちは 総務の伊藤です。
ここ数日、急に暑くなりましたね。
まだ体が暑さに慣れていないので、少しの暑さでも「暑いなぁ…」とひと言出てしまいます。
皆さんも熱中症にはくれぐれもお気をつけ下さい。
さて、先日 彦根で開催された「アートフェスタ勝負市2024」に行って来ました。
商店街の名称にも使われている花菖蒲が咲く時期に滋賀大学、滋賀県立大学、聖泉大学の学生さんや市民団体の皆さんが一緒になって企画・運営をされているイベントのようで、たくさんの学生さんたちが町の皆さんとイベントを盛り上げておられました。
その中でも、私が特に興味を持ったのが「モルック」です。
モルックとは、フィンランドのカレリア地方の伝統的なキイッカ(kyykkä)というゲームを元にLahden Paikka社(当時 Tuoterengas社)によって1996に開発されたスポーツです。母国フィンランドでは、サウナとビールを楽しみながら気軽に楽しむスポーツです。
以前、テレビで芸人さんたちがやっているのをたまたま見たことがあり、「モルック」という名前と木製のピンに棒のようなものを投げて倒すゲームだということは知っていました。
見たことはあってもやったことはなかったので、投げ方やゲームのルールを教えていただきました。
ピンを並べた一番最初の投げ始めの形
「このゲームはピンを倒すということではボーリングに似たところもありますが、倒したピンに書いてある数字を足して合計50になればあがりなので、足し算をするために頭も使います。今は体験なので、倒したピンは係りの人に起こしてもらっていますが、本来は自分で起こしに行きます。倒しては自分で走って起こしに行き、しゃがんだりするのに結構足腰を使います。だから、高齢の方にも良い運動になるんですよ。」と教えていただきました。
なるほど、投げるのにそれほど力がいるわけではないし、性別や年齢を問わずできそうなスポーツです。
私も投げてみましたが、最初は思った番号を狙ってもなかなか当たりませんでした。
でも、何回か投げているとコツが分かって来ました。できるようになると面白くなってきますね。
すぐ隣で経験者の方と初めての方でエキシビションマッチをされていたので見学を。
経験者の方が「8」を狙って…
見事「8」だけが倒れました!
狙ったところに当たると「やった!」とうれしくなりますよね。
私もせっかくなので試合形式で体験をしたいと思いましたが、まだ終わりそうもなかったので他のブースをぐるっと回ってからもう一度来ようとその場を後にしました。
再び訪れると、子供達がたくさん!なかなか順番がまわって来そうもなかったのでその場を後にしました。
帰りにふと、モルックで使われているピン、間伐材で作れそうだなぁ…そんなことを思いました。
ネットで調べると「間伐材で作るモルック」が地域の森や木を使うイベントで数年前から日本各地で使われていることを知りました。
ふと訪れた町のイベントで木に関する良いアイデアと出会えたような気がして、得した気持ちになった一日でした。