こんにちは 総務の伊藤です
今年は本当にほんと〜に暑い夏でしたね。
「この暑さ、いつまで続くの?」
そんな会話をあちこちで毎日していました。
いつもならすでに終わりを迎えている花も今年は残暑の影響かまだもう少し楽しませてくれています。
シモツケ
クジャクアスター
シオン
ルドベキア
色とりどりのヒャクニチソウ
アゲラタム(上)とセンニチコウ(下)
これらの花は全部主人の母が咲かせてくれていて、私はそのきれいに咲いた花を切り花にしてふくらの杜に持って来ています。
でも、もうそろそろ畑は今年のお花は終わりかなぁという感じになってきました。
ある日、いつものようにふくらの杜に飾るお花を畑で切っていると主人の父が大根の苗を植えた場所で「あかんなぁ…」と難しい顔をしていました。
「どうしたん?」と覗いて見ると、「これ、見てみ。虫がおるやろ?」と。
真ん中に小さい虫がいるのが見えました。調べてみると蛾の幼虫のようです。
「この虫が中心を食べるから成長が止まってしまうんや。」
なるほど…せっかく大きくなろうとしている大根の芽の成長点を食べられるとそこで成長が止まってしまい、やがて枯れてしまうみたいです。
畑もこんな感じで生き生きした葉っぱではありません。
「できるだけ農薬を使わんと育てたいけど、これじゃひとつも大根が採れんわ。薬を使うしかないか…。」
今まで我が家の野菜は「家族みんなが安心して食べられるように」とほとんど農薬を使わずに育ててくれていましたが、今年は猛暑の影響か虫がいつもより多く、家庭菜園をしている他のお家でも何度も植えなおすほど虫にやられているそう。
大根が全く採れないと困るのでほんの少し薬を使って消毒することにしました。
「これで何とか上手く育ってくれよー。」と父も祈るような気持ちです。
暑すぎる夏は野菜の生育にも大きな影響を与えるんですね。
「今年は何もかも例年と違う」と野菜を作っているご近所さん達は口を揃えて言っています。
テレビでも残暑の厳しさで野菜の値段が高騰している…と耳にします。
そもそも普通の暑さってどんなの?
ここ数年の異常続きで思い出せなくなりました。
秋の訪れを楽しむ間もなく、一気に冬になってしまわないことを祈るばかりです。