設計の北村です。
台風が過ぎ、涼しくなりましたね。
少しひんやりした風が秋の気配を感じます。
先日、設計部で建築中の現場をまわってきました。
工事の進捗状況や現場美化の確認などが主な目的です。
まず向かったのは、長浜市高月町のT様邸。
JR高月駅の西口近くにて建築中の平屋建てのお家です。
玄関脇の外壁に大きく開けられた開口。
これは宅配ボックスを埋め込むための開口です。
最近よく見かける宅配ボックスも外壁に埋め込むことで玄関ポーチがスッキリしますね。
キッチンの前にはランダムに並べられた板材が・・・
キッチンカウンター前のアクセントとなる「クリ」の板です。
仕上がりはこのようなイメージでしょうか。
内部の間仕切壁の下地が完成し、ボード張りに進みます。
続いては同じく高月町にて8月に上棟させていただいたS様邸。
整理整頓された綺麗な現場。
誰もいないのかと思いきや、2階に明雪棟梁が。
この日は軒天の板張り作業とのことで、羽目板の加工、小口のみえる部分まで塗装を施し、丁寧な仕事をしてくださっていました。
窓の外には遠くまで見渡せる田園風景が広がっています。
南東方向には伊吹山、南西方向には山本山を望むことができます。
家の中に居ながら自然を感じることができ、ずっとここに居たくなる、そんな心地よさを感じます。
湖北の自然に囲まれた、とても眺めの良いロケーション。
周りの景色にしっくり馴染んだ佇まいの外観。
完成が楽しみです。
最後は長浜市内のリノベの現場へ。
母屋の大規模なリノベ工事が進行中で、外壁工事を終え、内部工事が本格的に始まっています。
立派な地棟や柱梁があらわになり、昔ながらの伝統工法がみてとれます。
残せるものは活かし、新たに手を加えながら新しく生まれ変わります。
リビングの大きな吹抜に薪ストーブ、家族で過ごすゆったりしたくつろぎの間、たっぷりしまえるクローゼットや広々使える水廻りなど、リノベの魅力が詰まったお家になりそうです。
どうぞ完成をお楽しみに。