新緑が綺麗な季節、お出かけしたいものですが今年も難しそうですね。
そんな心地のいい晴れわたる空のもと、新モデルハウスの上棟が先日無事に完了しました!
今回は上棟までの工事の進捗を報告したいと思います。
鉄筋が組みあがり、コンクリート打設前に配筋検査を行いました。
鉄筋の径や間隔、かぶり厚、継ぎ手や補強筋がしっかりと納まっているか確認します。
コンクリートは床部分と、立上りの壁部分を二回に分けて打設します。
床部分のコンクリート打設後に、土台と基礎を緊結するアンカーボルトをセット。
必要な箇所にセットされているか確認を行います。
家の土台となる部分、仕上がると見えなくなってしまいます。(スケルトンのコンクリートがあると面白い…)
整然組まれた鉄筋は、ある意味芸術的で見とれてしまいます…くさの住建さん、ありがとうございます。
コンクリートの養生期間をおいて型枠を脱型後、土台を敷いていきます。
北川棟梁、小玉大工さん、明雪大工さんの三人で手際よく進んでいきます。
基礎の天端に基礎断熱用のパッキンを敷き、その上に土台を置いてアンカーボルトとスクリューナットで固定します。
土台は4寸角の桧、現場は桧のいい香りが漂います。
その後コンクリートの立上りと床面に断熱材を張り付けます。
断熱材はフェノバボード厚み50mm、非常に断熱性に優れた製品です。
土台との隙間は、工事部の鵜瀬くんの手によって、発砲ウレタンを注入し熱橋部分を埋めていきます。
床合板を敷きならべ、構造材も搬入されて上棟までの工事が完了しました。
上棟までの準備は現場以外のところでも行っていて…
今回の新モデルハウスは、軒裏と室内天井の一部を、杉の化粧野地板を使用します。
製材部の冨樫さんが材料を一枚一枚吟味し、どの部分に張るのかを選びます。
木目や色味が違うので、とても気を遣う部分です。
塗装工場では野村さんの手によって、加工された木材や軒裏の板に塗装を施されます。
今回の塗料は「自然塗料いろは」を採用。
少し赤身を帯びた茶色で、湖北の風景によく似合うベンガラの様な雰囲気がします。
このように職人さんと社員が一体となり、造り上げる新モデルハウス。
次回は上棟の様子を報告したいと思います。
お楽しみに!