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【リフォーム補助金】2024年も窓リノベは見逃せない!

公開日:2024/01/19(金) 更新日:2024/01/19(金) アフターメンテナンスブログ「家守り日記」すべて

こんにちは、カスタマーサポートの藤です。

今年の冬は昨年ほど冷え込みが厳しい日も少なく、まだ過ごしやすい冬だな、と思いつつも雪が降ると体が縮こまります。

被災地の方には大変辛い冬で日々の報道にも胸が痛みますが、一日も早い復興を願うばかりです。

 

さて、昨年11月に公表されましたが2024年もリフォーム補助金が実施されます!

2023年に大きく内容が拡充したリフォーム補助金。

特に窓の改修に関する『先進的窓リノベ事業』については弊社も多くご相談をいただき、実際に工事をさせていただきました。

 

窓改修で一番手軽なのは内窓取り付けですが、工事をさせていただいたお客様からは

「寒い冬も暖かく過ごせた」

「夏のエアコンの効きがよかった」

など「窓改修の効果があった」とご感想をいただきました。

 

既存の窓の大きさにもよりますが、内窓の取り付けは1窓あたり30分から1時間程度で工事が終わります。

短時間で窓改修をすることができる。とっても魅力に感じませんか?

『先進的窓リノベ事業』を活用すると、この改修でとても手厚い補助を受けることができます。

「いくら受けられるの?」と気になるところではあるでしょうが、

その前に大切な話を、なぜ国がそこまで力を入れて事業を始めたのか、についてお伝えさせてください!

 

 

近年、世界の各地では異常な高温や洪水、日本でも夏の異常な暑さなど、地球温暖化が原因と思われる事象が地球上のいろいろなところで起きています。

気候変動問題は世界共通で取り組む問題であり、日本も2015年のパリ協定を基に「2050年カーボンニュートラル」という目標を掲げ、

国内の温室効果ガスの排出を2050年までに『実質ゼロ』とするため、各部門で温室効果ガスの削減目標を定めています。

中でも家庭部門では2030年までに2013年度排出実績から66%削減するという、最も高い目標が設定されています。

目標達成のためにはエネルギーを効率よく使う省エネ住宅の拡充が必要となりますが、既存住宅のうち、現行の省エネ基準に適合するものは約1割。

さらに、67割の住宅は単板ガラスの一重アルミサッシだと言われています。

(環境省資料より引用)

多くの熱が出入りする窓・ドアなどの開口部の断熱改修をすることは冷暖房効果を高めることになり、CO2排出削減に繋がる。

だからこそ、1,350億円という大きな予算が組まれて高性能な断熱窓を普及させるための事業が始まったのです。

 

 

さて、『先進的窓リノベ事業』では高い断熱性能を持つ窓への改修工事に対して、工事費用の1/2相当額が定額補助されます。

高性能な窓は一般的な窓に比べて高額になるので、負担を減らし、普及を促進することが狙いです。

(「先進的窓リノベ2024事業に関する 説明資料」より引用)

こちらは戸建住宅が受けられる補助額の一覧です。

工事内容・製品の性能・窓の大きさによって補助額が決まり、改修箇所の窓数分の補助を受けることができます。

受けられる最大補助額は1戸あたり200万円!

驚きの金額ですよね。

 

製品の性能によって補助額は変わるわけですが、弊社では基本的にLIXILの製品をご提案しており、

内窓はインプラスのLow-E複層「グレードS」(※1)、外窓交換(はつり工法)はTWLow-E複層「グレードA」(※2)になります。

 ※1…引違窓・FIXのみ。開き窓・テラスドアはグレードAになります。

 ※2…引違窓のみ。開き窓・FIXはグレードSになります。

「性能が高ければ高いほどいいんじゃないの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、

グレードSSS2022年に新たに設けられた区分で、世界的にも上位水準となる、より高い断熱性能です。

グレードAでも北海道でZEHレベルをクリアする断熱性能を持っているので、滋賀県だとより十分なことがわかりますよね。

 

さて、実際補助額はいくらくらいになるのか?例えば掃き出し窓2窓と腰窓1窓がある居間に内窓取り付けを行った場合、

グレードSの大(68,000円)が2窓と中(46,000円)が1窓で補助額は182,000円です。

「そんなにもらえるの?」と思いませんか?私は思いました!

高い断熱性能を持つ窓への改修、というのが要件なので工事費も相応にかかります。

ですが、費用の1/2相当を定額補助してもらえる、とっても魅力的なこの事業。

窓からの冷気・すきま風にお悩みなら、ぜひご検討いただきたいです!

お家や窓によって施工条件・寸法が異なりますので、工事のお見積りや補助額の試算など、ぜひお気軽にお問い合わせください。

 

 

また、このリフォーム補助金ですが、誰でも申請できるわけではありません

まず、個人のお客様では申請することができません。事業者登録している事業者が申請を行います。

そして、申請できるのは事業者と工事契約を締結して、工事が完了した分だけ。

登録していない業者さんと契約して工事をした分は、工事内容が要件に合っていても申請に含めることができません。

弊社は事業者登録を行っておりますので、ぜひ安心してご相談ください!

 

(「先進的窓リノベ2024事業の概要」より引用)

そして、注意いただきたいのは申請期限です。

申請できるのは令和61231日まで。また、予算に達してしまうとそれ以降の申請ができなくなります。

前年の『先進的窓リノベ事業』は期限までに予算に達することはありませんでしたが、

ご相談いただいた時期が遅くなったため商品の納期が期限までに間に合わず、申請を見送られた例もありました。

確実に補助金を活用していただくためにも、ぜひ早めにご相談ください!

 

また、2024年のリフォーム補助金も『先進的窓リノベ事業』と他の事業を合わせての申請が可能です。

住宅設備機器の交換や新設も補助対象となっている事業ですが、こちらは次のブログで詳しくご紹介しますね。

 

 

年末、補助金に関するメーカー主催のセミナーを受けていたのですが、「住環境と健康の関連性について」の紹介がされました。

健康づくりにはまず快適な住環境から。住宅内温熱環境を整えることで将来かかる医療費も削減することができる、という研究があるようです。

お家の断熱を考えることは将来の家族の健康を考えることにもつながる、ということですよね。

ぜひ、弊社にもそのお手伝いをさせてください!

小さなことでも気になることやご不明点があればどうぞお気軽にお問い合わせくださいね!

 

 

 

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